「カミナリがおちた!!」パート1

アーユーボーワン、ティラカです。
スリランカは年2回の雨季があって大雨が1ヶ月〜1ヶ月半続きます(最近は異常気象で時期がズレたりしますが)。ピカーッ!!ドーン!!パトーン!!と落ちるので園児達と頭をおさえて教室でドキドキしています。日本は夏にカミナリですがたまに春や冬にも地域によって落ちるようですね。
実は去年の11月の終わり、ティラカの頭の上にものすごいカミナリが落ちたのです。しかもオフィスの中で。日本ではカミナリを神様として「雷神」というのですね。オフィスに落ちたオーナーのカミナリは私と仕事のパートナーの女性の二人に落ちました。
「二人ともクビだーっ!!今すぐカギと警備カードを置いて出て行けーっ!!」「ティラカがクビ!!??」ティラカは思わず「ウッソー!!??」、彼女は「マジー??」口走ったから、さあ大変。もう一発ドカーン!!ガラガラ!!・・怒り心頭の雷神様は私達二人の弁解にも「問答無用!!クビ!!」ということで話を聞いてくれず、二人共しょんぼりして外に出ました。
道頓堀の橋の上で彼女と別れた後、悲しくて会社の部長に泣きながら電話をしたら二人の部長が車で飛んできてくれ、話を聞いてくれました。そして言われたのは「そりゃあティラカが悪い。カミナリが落ちるのは当たり前」。
その後彼らは食事をご馳走してくれたのですが味がわかりません。さんざん彼らにも注意されて余計に落ち込みました。でも「そのうち電話がかかってくるから待ってナ。」と慰められたのでずっと待っていましたがかかってきません…部長達の言うことを守っているのに・・・ティラカから電話しようかな・・・彼女と二人で自宅へ行こうかな・・・。電話が鳴った!!ヤッター!!・・・親友のニラーニだった・・・。何も知らないニラーニ(の、はず)は「ティラカ、うちにおいで、食事をしよう。迎えにいくからね。」ティラカは今,食事どころじゃないよ、エマージェンシーだよ。
でも親友ってありがたいな。日本に来てたくさんの日本のお友達ができて楽しいけど、こんなに落ち込んでる時ってやっぱりシンハラ語で愚痴を話せるって言葉のニュアンスにも気をつけなくてもいいし、習慣も同じだから意識しなくてもいいし。ニラーニにティラカと彼女に起こった小さなトラブルとカミナリが落ちた説明をしました。
「信じて電話がかかってくるのを待てる?」とニラーニは聞きました。「ウン、待ってる」その後ティラカがどうなったか?それはまた次回・・つづく。

P.S スリランカの姉から電話があって「こっちは大雨よ。日本の天気は?」「日本は晴れよ。でもオフィスはカミナリで、ティラカの部屋は大雨なの。」「ティラカ、何言ってるの???」。

ネクストタイムは「カミナリがおちた!!」パート2

今日の一言シンハラ語は
日本語 私はとても悲しい
シンハラ語 マタ ハリマ カナガトゥイ
英語 I am so sad and heart break.

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